元祖桧山納豆(桧山納豆 秋田県能代市桧山字桧山町19-1 14代目 西村庄右エ門)
お願い:納豆は生鮮食品ですから、なるべく早めにお召し上がりください。尚、乾燥したときには熱湯にしたすか熱湯をわらずとの上からかけてください。また、冷蔵庫に保存の時はビニールなどで包んでお入れください。/ワラは完全殺菌処理済みです。/桧山納豆は慶長7年(1602)城主多賀谷宣家が水戸から桧山に移ったとき、初めて水戸の手法を取り入れて以来今日まで変わらぬ 昔ながらの手作り製法です。日持ちがよくねばりもあり、納豆特有の臭みが無く、醤油よりも塩味で食べていただくと、よりねばりが出て美味しくいただけること、うけあいでございます。それに、添加物などいっさい使っていない”自然食品”です。

食した日:20010201 / 賞味期限:20010125
妻が秋田土産で買ってきてくれた逸品。このころ、なかなか家で食べる機会が無く、気がつけば賞味期限をだいぶ過ぎていた。しかしまあ、ワラで包まれているので大丈夫だろうと言うことで食べてみた。あけて驚くのが「じかに」ワラに入っているという事実である。スチロール製のパックになれている我々にはいささか衛生上抵抗のある方式だが、「ワラは完全殺菌処理済みです。」と歌っているので安心だ。思えば一昔前までは包装はワラというのが定番なのだから抵抗のある我々の方が納豆道からはずれているとも言えよう。豆は中粒。賞味期限の関係か少々堅く、黒い。ねばりは良好。食感はこれもたぶん賞味期限の関係だろうが、硬めである。しかし味は「昔ながらの製法」のたまものか、「太い」納豆の風味である。あとで読んで後悔したのだが「塩」で喰ってみるという手があったのを知る。今度買ってきたときは是非塩で。 20010206記。