しごとって誰のためになんのためにやってるのだろう?
どんな思いでしごとをするのがいいのだろう?
そんなことをかんがえるやりとりでした。


(無題) 投稿者:もち  投稿日:12月10日(日)11時13分07秒
自分の発想・感性に照らし合わせてどう考えても無理な要求をされた場合自分が客観的に評価されているはづのオリジナリティと思いこみに落ち入っている危険の境界が難しい。ただプロとして教え込まれた従順さから自分のイメ−ジを壊そうとしたとき「とっても大事な何か」が自分のなかで壊れているし結局修正がきかないままなしおえてそれでも結果 は「損なわれている」マインドコントロ−ルで自分を抑制したときに気持ちよくその指定されたイメ−ジに近づくことはできるがそれは逆に言うとプロの傲慢であって見下した視線にほかならないと思うが?
ご意見求む! 「Let it be your life」

(無題) 投稿者:みずなし  投稿日:12月10日(日)22時29分38秒
あるモノを作るときに多数のひとびとが関わっている場合、
最終的にできたモノの内容にどれだけそれぞれのひとびとの「意志」や「思考」が 含まれているのか?

(無題) 投稿者:もち  投稿日:12月10日(日)23時12分31秒
たしかにその設定をする上で様々な人の思いやアイディアが詰まっていると思うが最終のアウトプットにおいてその演者と向き合っている立場であるならその「なまなましさ」を伝えうるポジションではあるしそのあまたの可能性から意識・無意識のアウトプットが選択されているわけでそのとき「われかれなき」瞬間があれば表現としてはスペシャルなものが生まれうるのであると信じている。もしかするとその「ネタ」を仕込んでくれる人の バックグラウンドをも背負ったかたちでアウトプットしているんだろう?そのスペシャルが求められていないのであればさっさと舞台から降りなくてはいけないしそれがマスに訴えていく時に成立しない自分の思いこみがあるわけでなんか折り合いがついてるうちはよくても気づいた瞬間に異化してしまうのがつらい。ゼロからジェネレ−トする人が発想を最終仕上げまでいい仕事するのか疑問だしその上に上手に「人のふんどしで仕事をする プロ」はいるはずでどんな世界にもあることだと思うがどうか?要はコンセプトをインプットしたら僕らがアウトプットのプロであるのでレスポンス機械として使えばいいし くい違いがあればその機械は捨てて自分の好みのものにすりゃ-いいだけのことなんだよね
dumb type 5列目にて再度体験!!やっぱスゲ−ゼ!!!!

たとえばZOEの場合 投稿者:zoe  投稿日:12月11日(月)02時06分35秒
筑波研勤務と高萩勤務を経験して、それぞれの部署が上流下流の関係にあるのはよく理解できましたし、その他の事業所とだって連携プレーをしてるのもよくわかりました。
筑波勤務だけでも、その中のことはわかるにはわかりましたけどね。こんな話はいわずもがな。
きっと、テクニシャン(単なる技術屋)の領域をこえて、企画から仕事に参加したいんじゃないかなあ。と感じたのが率直な意見。
自分自身、開発や製造のことを知らずして、「ゼロから出発」に近い仕事をすることに疑問を感じていた去年のある日、開発製造部門に異動がありました。
このことは自分にとって、時期や異動先や家族を含め良かったのか悪かったのか、それはわかりません。
しかし、自分がこれまでしていた仕事の下流が理解できたし、下流で受け取る側に立ったからこそ、意外にも、かつての同僚の方々の仕事っぷりが分かりました。
これと同じかどうかはわかりませんが、下の疑問について自分の持っている答えは
>あるモノを作るときに多数のひとびとが関わっている場合、
>最終的にできたモノの内容にどれだけそれぞれのひとびとの「意志」や「思考」が
>含まれているのか?
非常に、含まれている、です。とは言っても「ケースバイケース」の一言で逃げさせていただきますが・・・。
うーむ、もちさんとM男の発言のバックグラウンドを知らずして、ZOE的な発言をすると、上記の様になるのですが・・・・。
結構とんちんかん?!

(無題) 投稿者:もち  投稿日:12月11日(月)02時37分34秒
いや申し訳ない。どうも表現が具体的すぎて普遍化してみなさんの意見を聞きたかったのにかえって蓋をしていたようで・・・。
その研究所と現場っていうのはなんかフィ−ドバックみたいのはあるんですか?
上流下流とはいっても逆にものになったときに研究所としてはイメ−ジに合致するのかもしくは合致するようなディレクションを現場にするのでしょうか?
ものに込める気持ちは以前と今を比べて質・量でどうですか?手触りや質感やダイレクトに響く次元において違いはありますか?

転勤して 投稿者:zoe  投稿日:12月11日(月)21時23分14秒
間もない私は、入社時と同じ素人からの出発。とはいえ建前上、異動先の同期と同じレベルを要求される訳で。
モノに気持ちを込める間もなく、とにかく全開。というのが実状。
ここでは開発研究と製造の一般的な話を。 開発から製造にかけては、品質は向上し製造数量 も大きくなります。
これは端的に言えば、誰でも何時でも何処でも作れるようにすることだと理解していただいてよいと思います。
仕事が進み、問題が解決していくほど、仕事が簡単になっていくのです。売るモノの品質が向上していくのですから、もちろん良いことです。
紙に書かれたことをすれば誰もが同じ品質の医薬品を造ることが出来るようにするのです。
つまり文章化することで、誰が何処でやっても、きちっと出来ることが当たり前でなければならないのです。
みなさんが飲む医薬品の品質が毎回違っていたら、イヤですよね。
この場合「手触りや質感やダイレクトに響く次元においては、違いがあってはいけない。」です。
これから導き出される個人的に入れ込む気持ちは、「一度解いたパズルは二度楽しめない」という感じでしょうか?
もちろん一人で仕事が出来ている訳ではないので、討論しながら仕事を進めていきますし、
モノが上がれば、よっしゃ、つくったぞーっていう達成感みたいなのはありますが・・・。
そして製造現場のみに携わる方々は、同じことを忠実に真面目に繰り返すことが求められます。如何ですか?

ってことは 投稿者:もち  投稿日:12月12日(火)02時10分35秒
研究の試験管のかたちをマスプロに向くようにモディファイすると考えていいのですか?
そのパズルは今の職場でやってるんですよね。するとある意味分業がきちっとされているのか・・・。
するとプロジェクト的な進め方なのか、個人の裁量で進んでいくのですか?
また他業種の乱入もよろしくって人のBBSをまたも私物化かよってすんません。

(無題) 投稿者:みずなし  投稿日:12月12日(火)03時21分26秒
今日zazaで出会った人は 一人は小箱を持ちたいとたくらんでいる、バーテンダーさん。
小箱っていうのは「じぶんが客を選んで空気を作っていくところだ」と 俺は思っていたんだが、彼曰く、 「客によって変わっていくこともある」。と、にこにこ。
もうひとかたは女流サックス奏者。 ちびまるこちゃんからビンセントギャロまで幅広いわーーとおっしゃってました。
潤さん、きむらさん、かきこんでくださいねーーー。

どの業種 投稿者:zoe  投稿日:12月13日(水)13時02分10秒
でも共通することだと思いますが、分業されていると思います。縦割りの組織と横割りのプロジェクト制という枠がうまく利用されていると思います。
ある開発プロジェクトにいろいろな部署の技術者が集まります。そこでは、独立してあるいは協力してプロジェクトの推進をします。
いくつかのプロジェクトに関わったりもします。これは転勤前も転勤後も変わらない様です。
たとえばある番組をつくるのにカメラさん他いろいろな技術屋さんがあつめられるでしょうし、
またそのカメラさんはいくつかの番組を掛け持つといった具合だと思います。
プロジェクト全体の持つスケジュールなどに個人の裁量の余地はありません。
しかし、部署に持ち帰った自分の担当の範囲内においてはかなり個人の裁量があると思います。こんな一般 的なことを書いてすみません。
さて、今の自分の仕事にとっても大事なのもは何かというと、次の質問にイエスと答えられることだと考えています。
「あなたは、自分のつくった薬を、自分の妻や子供に飲ませることが出来ますか?」 「イエス」
自分でつくったものを自分で責任をとるのは、意外にも簡単なことだと思います。
自分がつくったものを最も愛する人間を使って試験するのはできません。これが今の仕事の全ての立脚点なんです。

(無題) 投稿者:わたなべ  投稿日:12月13日(水)23時47分54秒
こんばんわ、渡辺です。 ここ数日、もちさんとzoeさんとのやり取りを興味深く 足りない頭でいろいろ考えさせていただきました。
私の仕事は技術、というジャンルには所属しないかもしれません。 (私は商業施設の企画、開発、建築のデザインなどをしています)
ただ、仕事をチームでする上でzoeさんの
> 「あなたは、自分のつくった薬を、自分の妻や子供に飲ませることが出来ますか?」
> 「イエス」
> 自分でつくったものを自分で責任をとるのは、意外にも簡単なことだと思います。
> 自分がつくったものを最も愛する人間を使って試験するのはできません。
> これが今の仕事の全ての立脚点なんです。
この文章は、ものすごく解かりやすかった。 私の仕事は直接命に関る仕事ではありませんがそこにいる人たちに どれだけ快適な思いをしてもらえるか。
自分がその空間にいたいのか、 好きな人と時間を過ごしたい場所になるか。それが私のデザインの素だと思います。
さてさて、いろんなことに、煮詰まっている方。ちょっと面白いHPを友人が関ったので紹介します。
とりあえず、いろんなことを忘れて爆笑できたHP。 時間のあるときにリンクをクリックしてみてください。
http://www.aa.wakwak.com/~kypyma/wadadas/index.html

その根っこ 投稿者:もち  投稿日:12月14日(木)00時54分01秒
は大事なんだろうな。
それはすごく皮膚感覚なんですがその愛する人や人に快適でいてもらいたい思いを形にその皮膚感覚に照らして「これでしょう」というのが否定されるとどうなんですか?
絶対ゆずれないのはゾエさんにあるかもしれないけど自分の感性にとって自信のあるものを言下に否定されるもしくは
「それもあるけどこっちのほうがいいじゃん」ていうのをあたりまえの正論でこられると自分の通 ってきた道だけに許せなくないですか?
自分の価値判断は一回却下してるのにそう言われるとめげるか見下してしまうかだと思いますがどうでしょう。
このネタきついかな?きつそうなら打ち止めにします。

転勤後 投稿者:zoe  投稿日:12月14日(木)12時58分00秒
約一年半たった私は、新たなパズルの奥深さに打ちのめされています。なんと言ってよいかわからないのですが、「一度解いたパズルと全く同じパズルは存在しない」です。
熱く語るのは、いつか飲む機会でもあったら、その時に。簡単に言えるかどうか判りませんが、転勤前は試験管、転勤後は数トンのお釜。
転勤前のパズルは還元的、転勤後は複雑系の制御でしょうか。何を偉そうに言っても幾ら実験しても、今の仕事の中には必ずブラックボックスがあります。
自分が気づかないこと、人が気づかないこと、どんな偉い学者さんが難しい式を持ってきても表現できないことがあります。
究極の価値判断は変わらないけれど、それに至るまでのお作法は常に変わって行くというのが、今の自分の仕事かもしれません。
さて、これは自分が納得するための小手先のテクニックかもしれません。たまに仕事を円滑に進めるために自分もたまにやりますが、
これもあれもそれも用意しておいて相手に選んでもらう。でも、自分で、これは!!と思うモノは強調してアピールするとか・・・。
この技は普段の数倍の労力を使うことと、必ずしも1押しのモノが選択される訳ではないことから、精神的に追いつめられた時にしか使ったことがありませんが。

すごいなぁ 投稿者:もち  投稿日:12月14日(木)22時08分47秒
うちの先輩に10年近く前に言われたのは
「仕事の準備で自分のカットについてABCの3つの案を用意しておけディレクタ−に否定されたら次にこれ次にこれとすぐ出せるようしておけ」でした。
この話は今度しょっつる鍋でもつつきながら是非!!

もちさん是非!! 投稿者:zoe  投稿日:12月15日(金)21時38分09秒
もちさん是非、一度。 M男様 「人のBBSをまたも私物化すんません」 私もすんません。 m(..)m

(無題) 投稿者:みずなし  投稿日:12月15日(金)22時56分26秒
私物化全然かまいません。 いいたいこと言ってください。 使いたいように使ってください。


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やりとりした人々:もちさん、みずなし、zoe、わたなべ
やりとり期間:2000年12月10日(日)11時13分07秒から 12月15日(金)22時56分26秒
編集日:20010104